SSブログ
広告スペース

仁 最終回 咲

ドラマ仁の最終回では、咲と仁が結ばれることはありませんでした。
(心は、時が経とうと、離れた場所にいようと、結ばれていました)

感動再び!JIN-仁- 完全シナリオ&ドキュメントブック 楽天市場発売中>>

咲は仁を一途に想い続け、そして自分と同じように仁を愛した野風の子供を引き取り
立派な医者になって、その生涯を終えたのです。

そして結果として、後世では、自分と野風の子孫にあたる未来と
仁を引き合わせることになります。

咲には、本当の「愛」というものを教えられた気がします。

仁の最終回で感動を呼んだ、咲の手紙をご紹介します。


○○先生へ

先生 お元気でいらっしゃいますでしょうか

おかしな書き出しでございますこと深くお詫び申し上げます

実は 感染症から一命を取り留めたあとどうしても先生の名が思い出せず

先生方に確かめたところ 仁友堂にはそのような先生などおいでにならず

ここはわたくし達がおこした治療所だと言われました

何かがおかしい そう思いながらも

わたくしもまた次第にそのように思うようになりました

夢でも見ていたのであろうと

なれど ある日のこと 見たこともない奇妙な銅の丸い板を見つけたのでございます

その板を見ているうちに わたくしはおぼろげに思い出しました

ここには先生と呼ばれたお方がいたことを

そのお方は 揚げだし豆腐がお好きであったこと 涙もろいお方であったこと

神のごとき手を持ち なれど決して神などではなく

迷い傷つき お心を砕かれ ひたすら懸命に治療に当たられる

仁をお持ちの人であったこと

わたくしはそのお方に

この世で 一番美しい夕日をいただきましたことを思い出しました

もう名もお顔も思い出せぬそのお方に 恋をしておりましたことを

なれど きっとこのままでは わたくしはいつか全てを忘れてしまう

この涙のわけまでも失ってしまう

なぜか耳に残っている 修正力という言葉

わたくしは この思い出を無きものとされてしまう気がいたしました

ならば と筆をとった次第にございます

わたくしがこの出来事にあらがうすべはひとつ この思いを記すことでございます

○○先生

改めて ここに書き留めさせていただきます

橘咲は 先生を お慕い申しておりました

橘咲



何度繰り返し読んでも、涙が溢れる「咲の想い」です。

このドラマは咲の純粋さ、愛情の深さ、芯の強さがさらなる感動を
もたらしてくれたのだと思います。





nice!(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

Copyright © 仁(jin) 最終回 ネタバレ All Rights Reserved.

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。